空調服の互換性メイン こんにちは!
空調服アドバイザーの徳田です。

去年、一昨年に買った空調服。
今年も使おうと考えている人、多いですよね。

「ファンとバッテリーは今のまま使いたいけど、空調服は汚れたので買い換えたい」
「バッテリーだけ弱っているから新しいバッテリーを買い換えたいけど、合うのはどれかな」
「空調服って高いから、今あるものを再利用したい。とりあえず汚れをどうにかしたい」


そんなお客様からの問い合わせが、暑さが本格化する頃に増えてきます。

今回は、すでに空調服をお持ちの方にとても役立つお話になります。

是非とも参考にしてみてください。
それではみていきましょう。

このページの目次
  1. いろいろな空調服の呼び名について
  2. 空調服を再利用する前に、確認しておくこと
  3. お持ちの空調服で使える組み合わせ
  4. 空調服のお手入れについて
    1. 生地の素材ごとのお手入れ方法
    2. 正しいファンの取り外し&取り付け方
    3. 正しいファンのお手入れ方法
  5. 空調服のバッテリーについて~バッテリーの上手な充電&保管方法~



1、いろいろな空調服の呼び名について

「空調服」という名で広く知れ渡り、代名詞のように使われていますが、
本来「空調服」は商標登録されているため、株式会社セフト研究所・株式会社空調服だけが使えるワードです。

そのため、サンエスは「空調風神服」、バートルは「エアークラフト」、シンメンは「エスエアー」などとメーカーごとに違う表現で販売しています。


空調服・徳田

空調服にいろいろな呼び名があるのは、実は大人の事情だったのです。





2、空調服を再利用する前に、確認しておくこと

空調服を再利用する前に、確認しておくこと 空調服は暑いときにしか使わない季節商品なため、久しぶりに使う人が多いですよね。

まずは再利用する前に、次のことを確認してみてください。

充電がされているか確認

去年、充電してから片付けたので電池があるとお考えの人もいますが、
時間の経過とともに電池は減ります。
もしかしたら0%になっているかもしれません。使う前に、まず充電してみてください。

電源の入れ方はONボタンを長押し

ONボタンを一回押してつかないと故障を心配する人もいますが、充電表示がついたバッテリーならバッテリー本体は正常です。
ONボタンを長押ししたらつく場合が多いです。

コネクタ部分は汚れていませんか?

ケーブルをつなぐ接続部分に去年の汚れが残っているかもしれません。
綿棒や細い紙切れなどで汚れを落としてみてください。
バッテリーだけでなく、ファンのコネクタ部分も忘れないでください。




3、お持ちの空調服に使える組み合わせ

お持ちの空調服に使える組み合わせ 空調服は、
「服(作業服)」+「ファン」+「バッテリー」の3点から成り立っています。

服は、それぞれの作業服メーカーで作っていますが、
ファン・バッテリーは独自で製造していないところが多いです。

そのため、ファン・バッテリー取扱いメーカーごとにグループ分けできます。

大きく分けて3グループになります。

① 株式会社空調服のファン・バッテリーを使うグループ
② サンエスのファン・バッテリーを使うグループ
③ 各自オリジナルのファン・バッテリーを使うグループ

3グループを分かりやすく早見表にしましたので、ご確認ください。

グループ早見表 まずは自分の持っている商品が、どこのグループなのかを確認してみてください。



次が皆さんの気になる、
「服(作業服)」+「ファン」+「バッテリー」の3点の組み合わせの互換性です。

まず「ファン」と「バッテリー」に関しては、
故障の原因となりますので、
必ず同一メーカーを組み合わせてご使用下さい!

「服(作業服)」との組み合わせに関しては、
同じグループ内であれば、どの作業服メーカーの服(作業服)を使用しても問題ありません。

また、ほとんどの空調服は、直径 100mm のファン穴を採用しているので、
実際はグループ外の空調服でも取り付けることができるみたいです。

ただし、
違うメーカーのファンと作業服の組合せによる破損は、メーカー保証対象外になります。

互換性を一覧表にしましたので、ご確認ください。

互換性一覧表 MEMO
◯…問題なく使用可能
△…取り付けできるが、衝撃で外れる可能性がある
※2018年度 電動ファン付きウェアを参考に作成されています。




4、空調服のお手入れについて

空調服のお手入れについて

①生地のお手入れ方法

空調服はいくつかの生地でつくられています。
生地ごとに気をつけるべき点がありますので、それぞれみていきましょう。

綿100%

綿100%は、洗濯すると2~3%縮む可能性があります。
また、色落ちもしやすい生地ですので、濃い色の場合は色移りしやすい白いものと一緒に洗濯するのは避けてください。

ポリエステル100%

ポリエステル100%(あるいはポリエステル高混在率)の商品は縮む可能性が少なく、洗濯による変化はあまりありません。
ただし、乾燥機などを使用すると溶ける可能性がありますので、高温での乾燥は避けてください。

チタン加工

裏生地がチタン加工されている商品は、赤外線&紫外線を大幅にカットするため屋外作業での温度上昇を抑えてくれます。

ただし、チタン加工は摩擦や洗濯に弱いため、洗濯を繰り返すうちにチタンが剥がれる可能性があります。

ワークユニフォーム該当商品はこちら
[春夏用]野外作業向け空調服(A5-KU90720)

[春夏用]野外作業向け空調服(A5-KU90720)


チタン加工を少しでも長持ちさせるためには、下記のことを守ってくださいね。

  • 洗濯機を使用する際は、ネットにいれて洗ってください。
  • 弱アルカリ性洗剤を使用してください。
  • つけ置きや手洗いはしないでください。
  • 漂白剤は使用しないでください。
  • タンブラー乾燥は使用しないでください。


  • ②正しいファンの取り付け方、外し方

    久しぶりに空調服を使うときに意外と忘れている人が多いのが、ファンの付け外し方です。

    ここからは写真で説明していきますね。

    ファンの取り付け方

    1.ファン本体についている「リング」を外します。
    空調服・ファンの取り付け方1
    2.服の穴部分に外側から空調ファンを入れ、服の内側より「リング」で服を挟むように留めます。
    空調服・ファンの取り付け方2
    3.左右の両方に空調ファンを取り付けます。
    空調服・ファンの取り付け方3
    4.両方のファンにケーブルを差し込み、両方のファンをつなぐケーブルを腰部分のマジックテープで固定します。
    空調服・ファンの取り付け方4
    5.ケーブルをバッテリーに差して、バッテリー専用の内ポケットに収納して完成です。
    空調服・ファンの取り付け方5

    取り外し方

    1.ケーブルをバッテリーから取り外します。
    空調服・ファンの取り外し方1
    2.両方のファンからケーブルを取り外します。
    空調服・ファンの取り外し方2
    3.ファンについている「リング」を服の内側から外します。
    空調服・ファンの取り外し方3
    4.ファン本体を服の外側から外して完成です。
    空調服・ファンの取り外し方4

    ③ファンのお手入れ方法

    【空調服】ファンのお手入れ方法 水洗いは絶対しないで下さい。

    柔らかい布や綿棒で軽く拭いてください。
    とくに汚れがひどい場合は中性洗剤を少しだけ含ませてください。



    5、空調服のバッテリーについて~バッテリーの上手な充電&保管方法~

    空調服につかわれているバッテリーは、リチウムイオン電池です。

    一般的にリチウムイオン電池は、
    300~500回充電すると容量が半分になるので、交換タイミングと言われています。

    しかし、使い方や保管状態によっては、もっと早くに劣化していることがよくあります。

    2パターンのバッテリー劣化

    ① サイクル劣化・・・充電を繰り返し、使いつづけることで劣化します。
    【対策】
    100%まで満充電せず、80%くらいに留めて使用するほうが電池は長持ちします。
    ② 保存劣化・・・電池を使わずにいても、内部の科学反応により劣化します。
    【対策】
    とくに過放電(残量0%の状態)で長期間放置することが一番劣化します。

    ポイント
    ① 使うときは、満充電100%と残量0%のままになることは避けましょう。
    ② 長く使わずに保管する場合は、残量50~80%の状態で保管しましょう。





    さいごに

    空調服は季節商品のため、一年で使わない期間のほうが長い商品です。
    しかし、夏の猛暑で快適に仕事をするためには欠かせない作業着になっています。

    もし空調服を久しぶりに使ってみて、あきらかに電池の減りが早いと思ったら、バッテリーが劣化している可能性があります。

    そのときは、買い換えどきかもしれません。

    すでにお持ちのバッテリー・ファンを予備にして、同じメーカーのバッテリー・ファン購入をおすすめします。

    最近の空調服の性能は、一年で驚くほど進歩しています。
    従来より風量もアップし、使用可能時間も長くなっています。


    この記事を最後まで読んでくれた人が、今年の夏に少しでも涼しく作業できますことを祈っております。

    またお会いしましょう。




    written by ユニネク制作チーム 阿津川 雄司&徳田 悠祐


    この記事を監修してくれたユニフォーム博士

    岩田百志 岩田 百志(いわた もとし)

    ユニフォームを販売して20年。
    豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

    現在では、後身の指導にアドバイザリーとしても尽力。
    経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。

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